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しばらく交響曲シリーズ 朝最初に聴く交響曲がなんかないかなと作曲家一覧を眺めてたらなんとなく目に止まったグノー 活躍した年代としてはショパン、リスト、ワーグナー、ヴェルディ、ドヴォルザーク(この日本語発音にするのは故意)といった古典から初期ロマン派にシフトした時代を代表するような方々と同じころ しかし不思議なまでにマイナー感が漂うのは、もしかしたらその作風かもしれません この交響曲第1番は、グノーらしさがよく合わられている一曲 ハイドンやモーツァルトらの作品を熟知した上で作曲された交響曲1,2番はベートーヴェンと違ってスケルツォではなくメヌエット。要するに、ドイツ的じゃなくてフランス的 この2つの交響曲は、のちのち16歳のビゼーが交響曲ハ長調を作曲する上でも手本となったそうです まさにお手本のような古典的交響曲 しかし弦楽の使い方やそもそもの主題はとにかくグノーらしい マイナー感漂うと言いましたが、有名な曲は多い 歌劇なら有名な「ファウスト」や「ロミオとジュリエット」(プロコフィエフと間違えないように。アレはバレエ)、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻第1曲の前奏曲に旋律をかぶせた「アヴェ・マリア」は有名であり、『グノーのアヴェ・マリア』と称されています バチカンの実質的な国歌である「賛歌と教皇の行進曲」を作曲したのもグノー 「操り人形の葬送行進曲」はアルフレッド・ヒッチコックのテレビシリーズでテーマ音楽に用いられて有名になりました。聴いたことある方も多いのでは 最後にエピソードを1つ グノーが楽長を務めていた聖歌隊に、後に画家として著名になるオーギュスト・ルノワールが数年間所属していた事があり、グノーはルノワールに声楽を教え、ルノワールの歌手としての才能を高く評価していた。そのため、グノーはルノワールの両親にルノワールをオペラ座の合唱団に入れることを提案したが、断られた。グノーはルノワールを歌手にしようと考えていたので、その才能を惜しんだそうです おまけ 「操り人形の葬送行進曲」 完全版 ■■■ フリネの踊りの発狂ぶりが好き PR |
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