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【2017/11/25 16:34 】 |
【Classical】Conlon Nancarrow 「自動ピアノの為の習作 No.21」
Conlon Nancarrow 「自動ピアノの為の習作 No.21」



演奏するものではない

はず



おかんから今日聞いた20年目の新事実
幼少期私はずいぶん音に敏感だったらしく、ピアノや歌はいいのにCD音源や幼稚園の遊び時間にスピーカーから流れる音を尋常じゃなく毛嫌いし、どこかに逃げ隠れるほどだったようです。幼稚園の先生も手を焼いてらしたとか
そういえば図書館のビデオを観終わってブルースクリーンの後に流れるドの単音が死ぬほど怖かった記憶があります

その逸話の一つで、私はエレクトーンの自動演奏を泣くほど怖がったらしく、その話をしているときにふと思い出したのが、この曲



コンロン・ナンカロウは、アメリカ生まれでメキシコへ亡命した作曲家で、自動ピアノのための作品群で知られる現代音楽作曲家です

自動ピアノの可能性に目覚めてからこの楽器を用いてリズムへの探求を行い、それは「自動ピアノの為の習作」という50曲を超える作品群へとなりました
これは、人間では演奏不可能な複雑なリズム構造を実現させるために自動ピアノを用いたもので、ヤングの「ウェル・チューンド・ピアノ」、ギュナー・ヨハンセンの「即興ソナタ」と並んで、改造ピアノの為に書かれた重要な作品群であり、現在もこの作品から影響を受ける作曲家は多いとか

当初は現代のような高い評価を受けていたわけではなく、当時は「アメリカ実験音楽のひとつの潮流」程度の受け止め方でしかなかったが、リゲティが「ナンカロウはヴェーベルンやアイヴズに匹敵するほどの大作曲家だ」と高く評価しナンカロウは広く知られるようになったようです

現在では「リズム語法の祖」として、評価が確定しているそうです
なんとなくですが、現代音楽は分析化学と似たようなところがあります


当初の作品は、バルトークの配分法やジャズやブルースの影響が露になったままで、単純にスピードを上げて捲くし立てる作品しかなかったが、次第に一本の線の極端な比率によるカノンの追求へ至り、作品後期は、声部が全ての可聴域を完全に埋め尽くし、巨大な音像となるようなものとなっています(40番あたりから)
無理数比のカノンも実現させた時点で、彼は世界で初めて「五線譜に書けないリズム」を改造とはいえ生楽器のために達成し、二台のピアノ同士のカノン『メタ・カノン』すら実行したという功績があります


ま、普通なら触れることもない曲ですね
しかし、ちょっと解析してみたいという願望を心の隅に持った私でした



おまけ
「自動ピアノの為の習作 No.40」


なんかのゲーム音楽みたい
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【2011/12/11 18:58 】 | 【Classical】 | 有り難いご意見(0)
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