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1900年代を代表する、後期ロマン派の巨匠ラヴェル 雨が降ってたので水の話題を 音楽好きの父の影響で、7歳でピアノを始め、12歳で作曲を始めたラヴェル 23歳で作曲家として公式デビュー、25歳からローマ大賞を狙って挑戦するが、2回目は3位入賞、3,4回は入賞を逃し、4回目は応募を見送り ところが翌1905年、年齢的にエントリーできる最後の歳、大賞どころか予選段階で落選してしまう このころすでに『亡き王女のためのパヴァーヌ』、『水の戯れ』などの作品を発表していたラヴェルが予選落ちしたことは音楽批評家の間に大きな波紋を呼ぶ このことに関して抗議が相次ぎ、更にこの時の本選通過者6名全てがパリ音楽院作曲家教授であり審査員シャルル・ルヌヴーの門下生であったことから、コンクールの公正さの点からも問題視された これが世に言う『ラヴェル事件』で、パリ音楽院院長が辞職に追い込まれることになった 「水の戯れ」はラヴェルがパリ音楽院在学中の1901年に作曲したものであり、1902年ビニェスのピアノリサイタルで「亡き王女のためのパヴァーヌ」とともに初演された 曰く、「テンポ、リズムも一定なのが望ましい」とあり、楽譜の冒頭に、「水にくすぐられて笑う河神」というアンリ・ド・レニエの詩の一節を題辞として掲げている 複雑な九の和音や並行和声を多用しているところはやはり印象主義音楽ですが、当時としてはやはり斬新なものだったようです 同じ印象主義音楽ラヴェルの「水の戯れ」は、制御された噴水のような美しい水の動きを描いているのに対し、ドビュッシーの「水に映る影」は水に映った風物の輝きやゆらめきを描いているとされますが、実際にラヴェルの「鏡」の「蛾」は蛾の動的な美を美しく描いているように思えます。ドビュッシーの「月の光」なんかと表現感覚の比較をしてみると面白いかもしれません ラヴェルは他にも「海原の小舟」や「オンディーヌ(水の精)」など、水を題材にしたピアノ曲を作曲しています もうどこまで書いていいのやらわからなくなってきたのでこの辺で 書こうと思うとものすごい長さになるのでやめときます やっぱ作曲家紹介とか音楽関係の説明は別に書いたほうがいいのですかねぇ(´・ω・`) まぁ要望があったら書きます ご要望がある方はコメントに書いておいて頂ければ幸いです おまけ クロード・ドビュッシー 「ベルガマスク組曲より 月の光」 PR |
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