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Arthur Honeggerはフランス6人組の一人で、近代音楽の作曲家です この曲ばそのオネゲルの一番有名な曲であり、なんとも不思議な曲です Mouvement Symphoniqueというのは、日本語訳で『交響的運動』のことで、氏曰く、「これは機関車の視覚的な印象とその肉感的な愉悦を、音楽的に構成してみることにより翻訳しようと試みたもの」 とのこと 要するに、これは描写的なものではなく、言わば機関車の『精神』を抽出し音に変えたものなのだそうです なんだかよくわからないという人は、試しにPhilip Sparkeの「オリエント急行」を聴いてみて下さい あれは描写。ってか物語的描写。こっちは機関車そのものであり、さらにそれを音楽的に構築しています しかしこの曲、機関車をなんとも見事に音へと昇華させた一曲 実はオネゲル、クラシック界二大鉄オタのひとりと言っても過言でないほどの人物であり(もう一人はドヴォルザーク。ってかそれぐらしか知らない)、氏曰く、 「私にとって機関車は生き物なのであり、他人が女や馬を愛するように、私は機関車を愛するのだ」 とのこと こんな曲になるのも納得せざるを得ない 因みにパシフィック231とは、前輪2、動輪3、従輪1を持つ機関車のことであり、アメリカ大陸横断急行列車に使用されたためこう名付けられたそうな おまけ Philip Sparke「Orient Express 」 PR |
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